Disassemble
 '03年10月に購入し、当初はメイン機として、その後は延々とサーバー機として活躍してきたNEC PC-VZ7007F(VALUESTAR FZ)が、今年11月初旬に起動しなくなった。(NECタイマーは5年(^^;)
 今年の7月にCPUをPe4-2.6GhzからPen4-3.4Ghz(いずれもNorthwood)に交換してから、なんとなく調子が悪くなった気がしたので、一度CPUを元に戻すが変化無し。まぁ夏頃から、起動してしまえば問題ないんだけど、一度電源を落とすと起動したりしなかったり。起動しないときは電源ファンが回りっぱなしになるという症状だった。

 ダメもとで全バラして水洗い(といってもマジックリンかけて、風呂のシャワーをかけ流す(^^;)して自然乾燥。
 組み上げて電源投入……。うーん起動しないorz。
 もう一度バラしてマザーボードを確認すると、電源用のコンデンサが膨れまくっている。ありゃ、コンデンサのパンクだ。一応105℃品を使ってあったが、エアフローの悪い筐体内では5年が限度か。パンクしていたり、しかかっているコンデンサを洗い出し千石電商で注文(計15個)。到着後コンデンサの付け直し、そして組み上げて電源投入。無事起動。
 もともとこのPCは年末には退役させるつもりで、「要らなくなったらあげる」って約束をしていたマシンでもある。このまま使うと、夏場にはまた筐体内の温度が上がってコンデンサの寿命が短くなる。エアフロー改善のため吸気ファンを増設する。
HDDドライブ前
芯 RDL6020S + 筐体カバー穴開け加工
筐体サイド
芯 RDL8025BL + 筐体側にダクト(静音対策)
筐体下部
芯 RDL8025BL

を、それぞれ取り付け完成。
 SMART読みだとHDD温度が15℃ほど下がった。当然稼働ノイズは増えたが背に腹は代えられない、これであと2~3年は大丈夫だろう(CPUのパワー不足は否めないとしても(^^;)。
 今日のオヤビン - New PC なのだー♪より
> でっかいハードディスク搭載のPC
 マザーボード自体はSATAに対応しているのを、今回バラして初めて気がついた。
 IDEの160+250GBぐらいしか入っていないので、データが増えた場合は250GBを外して、最近は1万円を切っているSATA 1TBでも増設していただければOKかな。