'09/06/10: TrackMe

HT-01AにはGPSデバイスが付いていて、Googleマップモバイルや全力案内、VisualGPSCeなどのフリーソフトでGPSを使って現在地のチェックやトラッキングが行えるんだけど、今回はリアルタイムトラッキングのTrackMeを使ってみた。
本家の必要要件にあるMicrosoft .NET Compact Framework 3.5はもとよりインストールしてあるので、SQL Server Mobile 3.5をダウンロードしてインストール。そしてTrackMeの最新版も同様にインストール。
しかし最新版ソフトの構成画面が本家のクイックスタートとあまりに違うので、いきなりとまどう(^^;。が、なんとか設定を済ませ本家のサーバーにアカウント作ってアクセスしてみると、とりあえず動いているみたい。
そうなると、自宅サーバーで動かしてみたくなるのが常(^^;。How to use your own serverから
作業終了後、PCブラウザでTrackMe Diplayのページにアクセスしたが、データが空のテーブルがあるから表示できないよ!と怒られる(^^;。HT-01AにあるTrackMeの設定を自宅サーバー用に変更し、さらにTrip(記録単位みたいなもの)を作ってから自宅サーバーにアクセスしてとりあえずデータを転送。これでやっとブラウザからTrackMe Diplayのページを見るとデータが表示されるようになった。
ただリアルタイムトラッキングが動いているかどうかは一人では確認できない。ってことで翌日会社で、出掛ける用事のある後輩にHT-01Aを持たせて、やっと実働確認終了。その結果が右の画像。
ロングドライブや長距離移動の際にHT-01AでTrackMeを実行しておくと、「いまどの辺にいるのかなぁ?」ってのがわかっていいかも。
リアルタイムトラッキングで最新位置がマップの中心になるのは、使い方に依ってはちと見づらい。そこでソースを改造。1396行付近にある
.html = map.setCenter(bounds.getCenter());\n";
をコメントアウトして、.html = map.setCenter(new GLatLng(34.844134,136.533129),16);\n";);
とすると、これは鈴鹿サーキット全体を見渡せる表示領域になる。
サーキット走行をするバイクや車に、TrackMeを実行しているHT-01Aを載せておけば、更新間隔10秒とかで現在どこを走ってるかモニターできるかも。GPS付きのデータロガー(走行データ用ね)も売られているし、レースとかではトランスポンダを積んで区間タイムが計時されるので、正確なデータはそちらにまかせるにしても、簡単なモニターとして使えれば楽しいなぁ。
もひとつTrackMeのGeoFence。指定した緯度経度に近づくと、自動でアラーム鳴らしたりメールを送ったりできる。
一瞬しか見えない絶景ポイントを登録しておくとか、オービスの位置をゴニョゴニョ…。使い方はいろいろある。