'15/03/06: Comfort On-Screen Keyboard
Windows 7からWindows 8/8.1になり、タブレット端末の操作性を含めた使用勝手は、著しく悪化した。悪化したモノのひとつが、オンスクリーンキーボード。
タブレット端末では、いちおー入力の要なので、これを何とかしたくて、Comfort On-Screen Keyboard をインストールしてみた。
Windows 7ではタッチキーボード(TabTip)が、サイズ変更もできてそれなりに使えて良かったのだけど、Windows 8系では、容易にはサイズ変更もできない(レジストリをいじる必要がある)という劣化ぶりで、どうしようも無く使いづらい。なんですか、この画面半分も覆う凶悪な仕様は。
この仕様に決めた経緯を、自信ありげにブログに書いてるけど、サイズ変更できないとかあんまりでしょ。
Windows 8系でもうひとつのスクリーンキーボード(OSK)を使おうとしても、こちらはレイアウトが1種類しか無いのでいまいち。サイズは変更できるけど、余計なキーが有ったり、AeroGlassの廃止もあって、見た目どうしようもないですね。またWindows 7からTabTipをコピーしてきても、残念ながら使えなかった。
フリーのモノとしては、ちーたんタッチボードが有り、これはかなり使いやすくてカスタマイズも効くのでイイ！。ただ入力できないデスクトップアプリがあったり、まだまだ開発途上という感じ。
で、辿り着いたのがシェアのモノだけどイイ感じの、On-Screen Keyboard。この On-Screen Keyboard 、お勧めな特長としては、
- 付属するGUIのレイアウトエディタで、自分が使いやすいレイアウトのキーボード作ることが(ある程度)簡単にできる
- 透過率も背景、前面ともに自由に設定できる(背景に画像を使うことも可能)
- リストに登録した中でレイアウト切り替えも一発
- フリックでシフト押し下げ時の文字入力が可能
- 表示の拡縮はピンチ操作でもOK
- 当然ながらテキスト入力カーソルの出現で自動表示することも可能
- タスクバー(ツールバー)にアイコン表示可能
- フローティングのキーボード呼び出しアイコンが表示可能
など、まさに至れり尽くせりの仕様。
デスクトップアプリだけでなく、Windows 8系のモダンUIでも使用可能です。
シェアウェアだけど、とりあえず30日間はフル機能を試用できるので、Win8系のタブレットお持ちの方は使ってみたらどうでしょう？Downloadsから、Comfort On-Screen Keyboard Proをダウンロード。Liteだと機能制限が有るので、ちょっと使いにくいかも。
あとは$19.95という価格をどう考えるかかな？
自分で作ってみたJISキーボードと10キーパッドを、zipでまとめたファイル(Ver.7.2.3.6以降用)( 2015/03/07現在、公式のトップページからダウンロードできるバージョンは7.2.3.0です(直リンですが7.2.3.6 インストーラ Zip)。
これらのファイルは自分用なので、日本語はローマ字入力用です。カナキーは配置してありません。
解凍後、
- JIS_Keyboard_05.txt, NumPad2.txt
- C:\Program Files\ComfortKeyboard\Keyboards に
- AlternateSymbols.txt
- C:\Program Files\ComfortKeyboard\Data に
------------ ここから修正分 ------------
|(パイプ)のキーは、↑キー左の¥キーのalternate keyとして設定してあります。下記設定の、"On-Screen Keyboard"において、"Show alternate charactars or symbols"をチェックし、入力時に¥キーを長押しすると、パイプ(バーチカルバー)等の記号が入力できます。
------------ ここまで修正分 ------------
設定ファイルを保存、読み込みできるのはシェア登録後なので、以下、とりあえず設定画面のスクリーンショット。
本来Windows 8なんか使いたくはなかったんだけど、買ってしまったタブレットがWindows 8で、
