デジカメであちこち撮ってきたので、ページでも作っておくかなと。

海沿いの道を走り、海辺へと続く一本道の先にモン・サン・ミッシェルは、遠浅の砂浜に忽然と姿を現す。
かつては陸続きであった場所が大津波により島となり、その地に修道院が建てられた。
中央の尖塔が修道院の中心たる大聖堂である。その廻りに小さな街が築かれ外周は塀で囲まれ、その面もちは要塞といった感さえある。
ホンダ・オルティアのCFに使われた場所だと思う。

そうそう、モン・サン・ミッシェルに行く前にカン(Caen)に立ち寄ったんだけど、その街には「みやこ」という中華&和食レストランがある。ノルマンディー地方で日本食が恋しくなったらぜひ訪れてみてください。場所的にもCaenの中心街から近いので、お勧めです。

マドリッドを過ぎた辺りでやっと夏らしい天気となり、ルノー・エスパソの外気温計は40℃近い。
暑さをしのぐために、高速脇のパーキングへ。
セルベッサとトルティーリャ・パタータ、食後のカフェ・ソロで800ペセタくらい。
バールはとてもすばらしい休息場所だ。
イベリア半島の西にかつては栄華を誇ったポルトガルがある。
そのポルトガルでも西の端、ユーラシア大陸最西端の地ロカ岬がここだ。

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最西端の地より大西洋に沈む夕日を眺めやる ポルトガルはイギリスと同じ時間帯にある そうスペイン−ポルトガルの国境を越えた瞬間に、1時間のずれが生じるのだ |
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かつてここより西の地図はなかった 冒険者達は新たなる大地と そこにあるはずの何かを信じ 太洋に船を漕ぎ出した その勇気は どこから来たのだろう その勇気は どこから来るのだろう |
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岬に立つ碑にはこう記されている。 ロカ岬 ここは… 地の果て そして海の始まるところ… ヨーロッパ最西端の地 |
スペインに戻り、セビーリアから南下。
WGPヨーロッパラウンド開幕戦の開催されるヘレスを過ぎ、さらに1時間半ほど車を走らせる。
海岸線に出て峠を登ると、アフリカ大陸が顔を覗かせる。

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タリファ−タンジェのフェリーに乗り込む ユーラシア大陸を後方に見ながら、船は1時間20分ほどでアフリカ大陸のモロッコはタンジェの街に到着する シロッコが吹くせいで、気温は高い。 |
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タリファに戻って北上を開始する。
フランス国境手前、約30kmにあるフィゲレスの街でサルバドール・ダリ美術館を訪ね、フランスへと越境。
スイスを抜けオーストリアをちょっと走り、ドイツに入ってフュッセンへと到着。

ディズニーランド(ちなみに行ったことはない)にあるシンデレラ城は、この城をモデルに造られた。
城の裏手にあるマリエン橋からの眺め。
橋の高さは92mあり、すこし古くなった底板がしなるため足下が気が気ではない。
と、まぁ、これくらいの所を回ってきました。
この季節はヴァカンスシーズンなので、ホテルを見つけるのが一苦労。二泊を車中泊としたけど、キャンパーを持っていれば、もっと快適に移動したり観光したりできるんでしょう。