夏休みの旅行


 7/31にイギリスを出て、フランス−スペイン−ポルトガル−スペイン−モロッコ−スペイン−フランス−スイス−ドイツ−フランス、そして昨日8/13にイギリスと、全行程約8000kmを走破し、夏休みが終わった(^^;。
 デジカメであちこち撮ってきたので、ページでも作っておくかなと。

モン・サン・ミッシェル ドーバー海峡を越えてフランスに渡り、ノルマンディー地方を目指す。
 海沿いの道を走り、海辺へと続く一本道の先にモン・サン・ミッシェルは、遠浅の砂浜に忽然と姿を現す。
 かつては陸続きであった場所が大津波により島となり、その地に修道院が建てられた。
 中央の尖塔が修道院の中心たる大聖堂である。その廻りに小さな街が築かれ外周は塀で囲まれ、その面もちは要塞といった感さえある。
 ホンダ・オルティアのCFに使われた場所だと思う。 モン・サン・ミッシェル ステレオ写真

 そうそう、モン・サン・ミッシェルに行く前にカン(Caen)に立ち寄ったんだけど、その街には「みやこ」という中華&和食レストランがある。ノルマンディー地方で日本食が恋しくなったらぜひ訪れてみてください。場所的にもCaenの中心街から近いので、お勧めです。
高速沿いのバーでひと休み ノルマンディーからボルドーを抜け南下。国境を越え、スペインをさらに南下する。
 マドリッドを過ぎた辺りでやっと夏らしい天気となり、ルノー・エスパソの外気温計は40℃近い。
 暑さをしのぐために、高速脇のパーキングへ。
 セルベッサとトルティーリャ・パタータ、食後のカフェ・ソロで800ペセタくらい。
 バールはとてもすばらしい休息場所だ。

 イベリア半島の西にかつては栄華を誇ったポルトガルがある。
 そのポルトガルでも西の端、ユーラシア大陸最西端の地ロカ岬がここだ。
ロカ岬よりのパノラマ

大西洋に沈む夕日  最西端の地より大西洋に沈む夕日を眺めやる
 ポルトガルはイギリスと同じ時間帯にある
 そうスペイン−ポルトガルの国境を越えた瞬間に、1時間のずれが生じるのだ
岬に立つ碑
かつてここより西の地図はなかった
冒険者達は新たなる大地と
そこにあるはずの何かを信じ
太洋に船を漕ぎ出した
その勇気は
どこから来たのだろう
その勇気は
どこから来るのだろう
地の果て、海の始まるところ  岬に立つ碑にはこう記されている。
ロカ岬
ここは…
地の果て
そして海の始まるところ…
ヨーロッパ最西端の地


 スペインに戻り、セビーリアから南下。
 WGPヨーロッパラウンド開幕戦の開催されるヘレスを過ぎ、さらに1時間半ほど車を走らせる。
 海岸線に出て峠を登ると、アフリカ大陸が顔を覗かせる。
タリファよりのパノラマ

ユーラシア大陸 タリファ−タンジェのフェリーに乗り込む
ユーラシア大陸を後方に見ながら、船は1時間20分ほどでアフリカ大陸のモロッコはタンジェの街に到着する
シロッコが吹くせいで、気温は高い。
モロッコ:タンジェの街並


 タリファに戻って北上を開始する。
 フランス国境手前、約30kmにあるフィゲレスの街でサルバドール・ダリ美術館を訪ね、フランスへと越境。
 スイスを抜けオーストリアをちょっと走り、ドイツに入ってフュッセンへと到着。
ノイシュヴァンシュタイン城  シュヴァンガウの街にあるノイシュヴァンシュタイン城(新白鳥城)に登る。
 ディズニーランド(ちなみに行ったことはない)にあるシンデレラ城は、この城をモデルに造られた。
 城の裏手にあるマリエン橋からの眺め。
 橋の高さは92mあり、すこし古くなった底板がしなるため足下が気が気ではない。

 と、まぁ、これくらいの所を回ってきました。
 この季節はヴァカンスシーズンなので、ホテルを見つけるのが一苦労。二泊を車中泊としたけど、キャンパーを持っていれば、もっと快適に移動したり観光したりできるんでしょう。