内燃機関の点火時期は、気筒内燃焼の火炎伝播速度が有限のため、活栓の上死点に対して進めて設定されます。
内燃機関の効率を上げ出力を向上させるため、圧縮比を上げる行為が行われますが、これは燃焼圧力の有効活用を目的とする他、火炎伝播速度の向上ももたらします。
つまり圧縮を上げた内燃機関は、圧縮の低い内燃機関に比べ、点火時期を遅らせることができます。
また点火時期を進めるということは、ノッキングやデトネーションが発生する可能性を高めます。
点火時期を進める意味、それによる危険性を考慮した上で、ご使用下さい。
サイトの冒頭にも記載してありますが、これら設定により生じた直接、間接的ないかなる損害に対しても、作者は何の責任も負わないこととします。
インストールフォルダに、ECU-Tool.cfgというテキストファイルを作成し、
IGAdvance=1
と書いて保存してください。