ECU-Tool 海賊版


トラクションコントロール

'08 CBR1000RRで有効です。
前、後輪のスリップ率によって、Fi、IG個別に制御を行って、出力を抑制します。

FI補正、IG補正

 Fi,IG個別にスリップ率によって、どの程度の補正を行うかを選択します。

Frタイヤ

 フロントタイヤの周長を入力します。


詳細表示

詳細表示を有効にした場合は、どのような補正を行うのかを表示します。
これらの数値は、HRC純正ソフトが補正レベルによってECUに書き込む数値と同じです。



トリガ

補正レベルを選択すると、スリップ率の閾値、及びFI、IGの各補正値が設定されます。

FI補正

Lo領域、Hi領域のFI補正値です。エンジン回転数、Th開度によって、燃料噴射量を減らす設定がなされます。
単位は%だと思われます。
FI補正の補正レベル変更では、スリップ率固定で補正量が変化しています。

IG補正

Lo領域、Hi領域のIG補正値です。エンジン回転数、Th開度によって、点火時期を遅角する設定がなされます。
単位は不明ですが、表示されている数値に0.3〜0.4くらいの係数(90/256?)を掛けた値(deg)ではないかと思われます。
IG補正の補正レベル変更では、スリップ率と補正量が変化しています。

数値が変化しません

IG補正のMoreとMostが補正レベルを変更しても補正数値が変わりません。しかしASとは違って、トリガの閾値が変化していますので、これは補正レベルの変更による実際の変化は現れます。



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